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第5回公演オリジナルミュージカル
「伴走」
■ストーリー
1986年4月19日パリ、モンパルナス墓地−ひとりの女性が埋葬されようとしている。彼女の名前はシモーヌ・ド・ボーヴォワール。その生涯を通して哲学者であるジャン・ポール・サルトルと結ばれ、思想生活をともにした女流作家である。そしてシモーヌの棺桶の傍らでは、かつて二人の教え子であったビアンカが、二人の究極の愛に翻弄された自らの人生にも別れを告げようとしていた。

「ねえ、おばあさま。今日天国に行くこの人はどういう人だったの?」
「……」
「まだ話したくないの?おばあさま。もし、話したくないんだったら…」
「いいえ、話すわ。聞いて頂戴、ジジ。おばあさまの昔話を。この人はね、おばあさまの哲学の先生だったのよ…」

ビアンカが話し出す。若き日の回想。サルトル、シモーヌ…。よみがえる記憶。
かつて自分がどれだけ二人を…シモーヌを愛したか……。甘く、そして苦い想い、辛く苦しい記憶も…しかし、サルトルとシモーヌに出会えたからこそ今の夫、ベルナールに出会うことが出来た。「ビアンカ、サルトル、シモーヌ」の複雑な関係を全て承知の上で温かくビアンカを見守り続けるベルナール…。
第2次大戦、ナチス…。パブロ・ピカソが、ココ・シャネルが…。様々な人物と出来事がビアンカの上を通りすぎていった…。そしてベルナールとの出会い…。

「恨んでなどいないわ、シモーヌ。確かにあなた方にひどい目に合わされたこともあった。悲しい思いもした。でもあなた方は私に哲学を教えてくれ、世界への大きな道を開いてくれた。そして何よりベルナールにめぐりあわせてくれたのよ。ありがとうシモーヌ。さようなら。永遠に、あなたを愛しています」

しかし、ビアンカは未だこの時、真実を知らない……。
 
■公演日程
2001年6月9日(土) 19:00
2001年6月10日(日) 13:00/17:00
■公演場所
新神戸オリエンタル劇場
■スタッフ
監修 藤本 義一
演出 広瀬 正勝
脚本 山本 祐子
作曲 山下 透
照明 西 泰幸
美術 池田 ともゆき
音響 中井 靖雅
衣装 中川 美子
演出助手 小林 律子
選曲 上原 佳樹
舞台監督 松上 博明
企画制作 (有)ベーシック
主催 劇団てん
協力 (株)CBコーポレーション
大阪ミュージカルスクール
STAGE21
Romantic Techno Music
(有)Light House 31
(株)ジョイサウンドプロモーション
池田デザイン事務所
サンミュージック
■出演
元劇団四季:山口正義

劇団員:朝乃ゆみ子/岡尾夏樹/加藤幸男/近藤智恵子/高畠ゆうみ/
辻本暁洋/都築こころ/詠渡百音/葉木綾香/早川珠代/望月マリア/
森永夏菜子

劇団研究生:白川文子/高倉佳奈子/田中裕子/深松美奈子/丸山知紗/
薮田由梨

サンミュージック:岩佐幸広/谷口 力/渡辺元樹
■Photo
第一幕
           
           
第二幕
           
           
           
               
 
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