井上ひさしさん、ありがとうございました&R-10グランプリ!

春の雨が降っていますねrain

あったかかったり、涼しかったり、いろいろなお天気ですが、皆様お元気ですか?

 

さて、少し前の話題ですが、作家の井上ひさしさんが亡くなられました。

私は、井上さんの膨大な数の作品の、ほんのわずかしか読んではいないのですが、読んだものはどれも本当に素晴らしく、「作家とはどうあるべきか」ということを後輩に示してくださる方のような気がしていました。

私は井上さんにかなり影響を受けていると思います。

だから、亡くなられたと聞いた時はとてもショックでした。

 

私は現在、伊丹アイホールの「伊丹想流私塾」という戯曲塾に通っているのですが、塾長の北村想さんが、こんなことをブログに書いていらっしゃいました。

 

井上ひさしさんを悼む

 

私はこの文章を読んだ時、

「やっぱり井上さんは、本当に優しい方だったのだ。いつも適切に、そしてあたたかく、後輩を励ましてくださる方だったのだ」と思いました。

そのあたたかいまなざしは、プロの作家へ向けられるだけではなく、アマチュアの方に対しても全く同じように向けられていたのだと思います。

 

私が持っている本の中に、「井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室」(新潮文庫)という本があります。これは、かつて岩手県一関市で、井上さんが市民の方々に作文の書き方を教えられた時の、講義や添削の様子をまとめた本なのですが、私はこの本を読んだ時、井上さんのこんなお言葉がとても印象に残っていました。

 

 

 皆さんのお書きになったものを、じっくり読ませていただきました。

 ほんとに文章がしっかりしていて、きっちり書いてあり、箸にも棒にもかからない、直しようがない、というのは、ひとつもありませんでした。

 本当です。とにかくびっくりしました。

 いつ勉強なさったのか...。井上ひさしの鼻をあかしてやろうと、わたしよりも優秀な先生を迎えて、こっそり勉強していたとしか思えないですね。(笑い)

 本当に、良く出来ていました。

 わたしは、厳しくしたほうがいい時は厳しくしないと、こういう教室は成立しないと思っていますので、厳しく見ようと思って皆さんのお書きになったものに立ち向かうわけです。

 皆さん、題名のつけ方がお上手ですしね。いや、もう、びっくりしました。

とにかく、いつ勉強なさったのかよくわかりません

 奇跡が起こっています、この一関あたりには。

 

 

...なんて褒め上手で、お優しい方なんでしょう!

心から言葉を愛し、そして言葉を愛する方々の素敵なところを見つけてくださる方なんだな、ととても感動しました。

 

もしいつかお会いすることができたら、こんな私の文章でも、なんとかいい所を見つけて、褒めてくださるのではないか、などとあつかましいことを思っていたのですが、もうお会いすることが出来なくなってしまい、とても悲しいです。

でも、ご本や作品の中では、井上さんにいつでもお会いすることができます。

 

これからもずっと、多くの人々が、井上さんの残してくださったお言葉を「優しいお父さんみたいな先生shine」だと思って、勇気をもらいながら、学び続けると思います。

井上さん、本当にありがとうございました!

  

 

 (桐原良光さんが書かれた「井上ひさし伝」(白水社)の表紙の、私が大好きな井上さんの笑顔です。この絵を描かれたのは南伸坊さんです。

ちなみに愛犬もこの本が大好きだったようで、私が見てない間にかじってしまいましたdogsweat01

井上さんのお顔は破られなくてよかったsweat01

 

 

clovercloverclover 

 

さて、私は井上さんにはお会いできませんでした、「伊丹想流私塾」では、私の作品を適切に講評してくださる、とてもありがたいお言葉をたくさんいただき、本当に勉強になりました。

通いはじめてもうすぐ一年になるのですが、来月、卒業公演が行われます。

 

その公演の詳細をお知らせさせてください。

 

 

***************
伊丹想流私塾第14期生公演
ドラマ・リーディング『R-10グランプリ』

 

北村想塾長のもと、筆を磨いてきた劇作家の卵たちが、1年間の集大成として意欲的な短編戯曲を発表します。
今年のお題は「コント・漫才」。関西で活躍する俳優たちに協力を仰ぎ、リーディング上演します。
今年、初の試みとして、毎ステージ終了後に観客投票でグランプリを決定します。
明日を笑うのはいったい誰だ!? 「R-10グランプリ」、ご期待ください。

 

【塾長】北村想
【総合演出】林慎一郎(極東退屈道場)
【演出】高橋恵(虚空旅団)、中村賢司(空の駅舎)、岩崎正裕(劇団太陽族)
【作】伊丹想流私塾第14期生

  岩下公誉、坂本涼平、土谷美香、西史夏、福島ナオコ、
   
本上功大、松岡ありさ、森本彩子、山田耕二、山本祐子
【日時】5月22日(土)19:00 23日(日)14:00
 受付開始は開演の40分前、開場は20分前
【料金】前売1,200円  当日1,500円(全席自由・整理券発行)
【会場】アイホール(JR伊丹駅前)〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹2-4-1
【お問合せ・チケット取扱】
アイホール
TEL:
072-782-2000
Mail:info@aihall.com
 
URL:http://www.aihall.com

 

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チラシに掲載されている、北村想塾長のお言葉です。

 

いよいよテレビメディアも経済的に追い込まれてきたようで、
出版界の次は箱型お茶の間業界の衰退をみることになるのだが、
そんなものは、内容的には、すでにもうみえていたことなのだが、
この箱型媒体が及ぼしたひとの脳とココロへの影響は予想以上に大きく、
今期塾生の書くものも、そこから一歩も出ないのだ。
それならと、逆に、そいつの土俵だか、褌だかを拝借しての、今回の卒塾発表公演だ。
使えるものは別れたコイビト以外は何でも使え、という発想だ。
時代と寝たアトの、路頭に迷った視線を何処に向けるか、そこが問題だ。 北村想

  

 

 

 

-1グランプリやR-1グランプリが大好きな私には、とってもワクワクする趣向の公演になり、すごく嬉しいです!

ちゃんと笑えるものが出来ているのかわかりませんが、現在、頑張って改稿作業をしています。

 

お時間のおありになる方は、ぜひ観にいらしてくださいね!

そして、面白いと思われた作品に投票していただけると、とっても嬉しいです!

どうぞよろしくお願いいたしますnote

 

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