私が尊敬している脚本家のお一人に、後藤ひろひとさん(通称、大王)という方がいらっしゃいます。
私は2007年に後藤さんのワークショップを受けさせていただき、その後ありがたいことに、時々お会いしたりお話させていただく機会があります。
後藤さんは私のようなワークショップの一生徒にも積極的に関わろうとしてくださる、とても器の大きな方です![]()
だから彼のことを慕っている俳優さんや芸人さん、スタッフさんはすごく多いみたいです。
ところで後藤さんはあらゆる方から「大王
」と呼ばれています。
最近ふと思いました。
大王はもともと器の大きな方だったんだろうか、それとも「大王」と呼ばれるようになったから「大王」らしくなったんだろうか、と...
最初はあまり大王っぽくなかったとしても、毎日毎日「大王」と呼ばれることが、大王の芸風や人格を創っていったのかもしれないと思ったのです。
そう思うと、「あだ名」って大切だなあ...と思いました。
もちろん、名前や芸名も大事ですが、「あだ名」は型にはまらず気軽に付けられる分、その人の本質を表し、その後の人生を暗示していくような気がするのです。
さて、私は沢山の方から「ダンボ」と呼んでいただいています。
「ダンボ」歴はもう17年です。
「ダンボさん」「ダンボちゃん」「ダンボリン」というバリエーションがありつつも、かなり定着しています。
もともと私の耳
が少し大きめで立っていることから呼ばれるようになったのですが、こんなに長い間呼ばれるようになるとは思いませんでした。
「あだ名が人生を暗示する」説が本当なら、私はこの17年、どんどんダンボっぽくなっていったのかもしれません。
じゃあ、「ダンボっぽい」ってなんぞや?
考えてみると、ダンボと呼ばれるようになってから、「ダンボ」の映画をちゃんと見たことがありませんでした。
しまった...ダンボの風上にも置けないやつだった..
.
反省していたら、近所のスーパーでDVDを発見!
しかも著作権が切れているらしく500円!お買い得!

さっそく見てみました。
うっすら覚えている名シーン...いじめられたダンボがお母さん象のジャンボと再会し、子守唄を歌ってもらうシーンはやはり感動しま![]()
そして、子供心に怖かったシーン...お酒を飲んだダンボとティモシーがピンクの象の幻覚を見るシーンはやはりインパクト大でした!![]()
でもなんといっても驚いたのが、ダンボにあまりにも自主性がないこと!
だって、セリフすらないんです!(生まれたての赤ちゃんだから仕方ないのかもしれないけど)
いじめられては泣き、サーカス団長の言われるままピエロになり、ティモシーやカラスたちの言うとおり空を飛ぶ。
君には意志ってものがないのかい?![]()
史上最高の受け身な主役かもしれません。
ダンボは結果的にスターになりますが、「僕はスターになりたい」なんて一言も言ってないんですね。
でも、なんとなく周りに応援され、コイツをなんとかしてやろうと思うティモシーとかが一生懸命考えてくれ、アドバイス通りやったらスターになれちゃった。
まさに棚ボタ人生です。
ってことは、ダンボと呼ばれる私もあんまり自分で頑張らなくていいのかもな~と思ってしまいました。
たとえダメダメでも、なぜか周りの方々が助けてくださる人生なのですね。
うん、思い当たることいっぱいあります。
皆さん、いつも本当にありがとうございます!!!![]()
これからもよろしくお願いいたします!
でも赤ちゃんダンボのいいところ...
「素直さ」だけは忘れないよう生きていきます!
大王が大王と呼ばれながら、大王らしい脚本を書かれているように、
ダンボもダンボと呼ばれながら、ダンボっぽい脚本を書いていきたいと思います!
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