先日ある素敵な方々から、誘われたのです。
「富士山
見に行かへん?」と。
深く考えず、「うん、行く」と答えた私は、
気がつくと、一泊バスツアー
(格安!)に参加しておりました。
朝4時に集合し、眠い目をこすりながら、わけもわからずバスに乗り込みます。
さあ寝よう
と思ったけれど、お菓子は前後左右からいっぱいまわってくるし、
お喋りには参加しないといけないし、寝る余裕なんかありません。
そうやって7時間ほどバスに揺られているうち、無事に山梨県に到着!
河口湖から見た富士山はとても幻想的でした。
でも...
「夏の富士山って雪ないんだ~。富士山に見えへん!」

と、富士山に大変失礼なことを思った私でした。(富士山さん、ごめんなさい!)
さて、その後数か所を観光したわけですが、そりゃもうダントツに
印象に残った場所があります!
これは、「一竹辻が花」という手法で染められた着物の美術館なのですが、
着物だけでなくすべてが素晴らしい場所でした。
まず建っている場所が、富士山を望む河口湖のほとりの林の中で、とても神聖な自然を感じる場所です。
建物は時間を超越した形のピラミッド型で、そして建物内部には世界と日本の芸術品(インドの千年前の門、タイの千五百年前の彫刻など)の数々が埋め込まれています。
その中に、言葉では言い表すことができないぐらい、幻想的な美しさのお着物があるのです。
すべてが絶妙に調和して配置されています。
それらは溶け合い、一体となり、さらに新たなエネルギーを生み出しているようで、
私は美術館の門をくぐったとたん、異次元に放り込まれたような気持ちになり、
思考が停止し、「なんだこれは?なんだこの場所は?」
と思っていました。
久保田一竹さんは、江戸時代のはじめに突然消えた幻の「辻が花染め」を20歳の時に目にし、「なんとしてもこの美しさを再現したい」と思われたそうです。
そして辻が花を研究されるようになったわけですが、極度の貧困生活など、数々の困難が待ち受けていたそうです。
完成されたのは、一竹さんがなんと還暦をむかえた年だったそうです!
40年も、決してあきらめずに、一つの夢を追いかけ続けるその根気は、いったい人間のどこから生まれてくるんでしょう!
その情熱が奇跡を生んだのだと思います。
着物もそうですが、美術館自体が、私にとって「奇跡の場所
」だと思えました。
やはり数多くの方々が、この美術館に感動されているようで、
この美術館は、富士山とともに、ミシュラン観光ガイドの三つ星に認定されています。
また一竹さんは、演劇とも非常に縁のあった方で、辻が花の着物を使って、数々の舞台を創られました。
美術館の中に能の舞台もあったのですが、11月にはこの舞台で創作能が上演されるそうです。

もみじの季節
にこの場所で行われる舞台、本当に素晴らしいと思います。
行くことができたらいいなあ...
いや、絶対行きたい!
また格安バスツアー
に参加させてもらおう!
言葉ではうまく説明できず、とにかく「行かなきゃわからない」
という感じなのですが、脚本家として、本当に沢山のエネルギーをいただきました。
みなさんも、機会をお作りになって、ぜひ行ってみてくださいね!
その価値は絶対あると思います。
すっかり久保田一竹美術館マニアになった私は
久保田一竹美術館に関する本を3冊も買い込み、
読みふけりながら、帰りのバスに揺られました。
その途中、焼津の市場で
白いたい焼きや

いか墨ソフトクリームを食べ

満腹になって、続きの本を読みました。
そしてやっぱりお菓子を前後左右から頂き、
バスのテレビで流された綾小路きみまろさんのライブに大笑いし![]()
お喋りしながら帰ってきました。
ああ楽しかった!大満足!!!
てなわけで、最後は宣伝します!
来月あたまは是非池袋にいらしてくださいね!
The Plantables 第二回公演
第21回池袋演劇祭参加作品
「これは鶴と亀の家」
場所GEKIBA【池袋】
日時
9月4日(金)
19:30
5日(土)
14:00・19:00
6日(日)
13:00・17:00
作:山本 祐子
演出:迫田 昌子
照明:内田 裕子
音響:鎌田 智士
宣伝美術:オカヤン MAY
キャスト
吹雪ビュン 鳥目のラッキー 扇谷あさ子 みやびん
青木悠 藍々 とおやま優子
齋藤一貴
M・J・シンプソン(a.k.aイエロウ)
ミノル・キタヤマ(a.k.aイエロウ) 他
The Plantables第2弾は、
おかしな人々と、死体が繰り広げる爆笑ブラックコメディ!
鶴と亀は、人格者として評判の老夫婦。
だが小学生の雪生は、夫婦の家で男の死体を見つけてしまう。
男を殺したのはいったい誰?
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